ジンベエザメがいる水族館【海外編】

意外に少ない！？海外のジンベエザメの水族館

日本では美ら海水族館や海遊館がジンベエザメの飼育に力を入れていますが、海外ではどうなのか調べてみました。調べてみると真っ先に出てくるのがアメリカ・アトランタにあるジョージア水族館。ここでは4匹から2匹増えて現在6匹のジンベエザメが飼育されています。6匹もストレス無く飼育できる巨大水槽があるのは羨ましいです。いつか行ってみたいと思います。

その他の国の状況を調べてみると中国にありました。中国の煙台市にある煙台海昌鯨鮫水族館は、その名の通りジンベエザメに特化した水族館なのでしょうか？ちなみに煙台市は、山東省の市で日本では馴染みのない場所ですが、青島から約220キロ北部にあります。

それ意外は、以前いた程度の水族館で、やはり飼うことは難しい模様です。日本人には身近で気づきにくいですが、美ら海水族館や海遊館の最先端の技術はすごいと実感しました。ただ、日本も含め水槽が成長した巨大なジンベエザメに合わず、海に返すときに突然死するケースが多々あります。研究目的も理解できますが、10メートルを超えても飼い続けることが出来ないのであれば、水槽では飼わないで欲しい気がします。夏休みの集客などを考えず、ジンベエザメにとって一番良いタイミングで放流して欲しいです。

世界最大の水族館　ジョージア水族館（アメリカ・アトランタ）

ジョージア水族館はアメリカ合衆国ジョージア州のアトランタにある水族館で、810万ガロンの巨大タンク、総面積20エーカーという世界最大級の水族館です。2001年に創業者のバーニー・マーカスがジョージア州とアトランタ市に莫大な資金を寄付し創業されました。

現在ではジンベエザメは4匹が2万4千トンという大水槽で飼育されています。

煙台海昌鯨鯊館(中国・煙台市)

2011年にオープンした煙台海昌鯨鮫水族館は、3000㎡の巨大水槽でジンベエザメを見るだけではなく、水槽内に入りこともできるようです。現在は5匹のジンベエザメが飼育されている模様です。

国立海洋生物博物館（台湾）

国立海洋生物博物館は台湾の屏東県車城郷にある水族館です。2004年からジンベエザメを飼育していましたが、体長が大きくなり水槽の底へ尾をぶつけ怪我をしてしまうため、2013年7月海へ帰しました。ただ自然に帰る訓練もせず、しかも浅瀬に放流したため、2度も海岸へ戻され怪我をしてしまい、放流方法に世界中から批判を浴びました。

現在はジンベエザメは不在の模様です。