ダイバーの人気者!ナンヨウマンタとは?
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ナンヨウマンタは、学名で Mobula alfredi、英名マンタレイ(Manta ray)と呼ばれています。エイ目トビエイ科オニイトマキエイ属 に属していてエイの仲間では最大級となる種類です。通常2~3m位のものがよく見られますが、大きなものだと4mを超えるものもいます。
オニイトマキエイと同種とされていましたが、近年になって別種と分類されました。主に沖縄以南、インド太平洋の温・熱帯海域に生息します。
大きな体をしていますが主に小さなプランクトンを餌としています。
頭にあるヒレ(頭鰭)をのばして口の中に餌を流し込むようにして餌を食べます。
通称マンタと呼ばれ、ダイバーにも人気があります。腹の黒い斑紋で個体識別できます。
ナンヨウマンタは、アクアパーク品川と、沖縄美ら海水族館の2館のみでしか展示されておりません。
マクセル アクアパーク品川
品川駅から徒歩2分。品川プリンスホテル内にある「マクセル アクアパーク品川」は、都心に位置し都市型の水族館。
ナンヨウマンタは、2Fワンダーチューブで展示されています。
天窓からの自然光が差し込む長さ約20メートルのロマンティックな海中トンネルです。
この海中トンネルを使ったウエディングプランもあり、そちらも人気です。
昼間は日差しが差し込んでキラキラと光るワンダーチューブをナンヨウマンタは悠々と泳いでいます。
下から仰ぎ見るとユーモラスでかわいい。
カイトくんの背中のハートマークが見られると幸せになれるという噂があるとかないとか。
給餌体験ができる「マンタフィーディング」(500円)では、通常立ち入ることができないバックヤードに入ることができます。
ナンヨウマンタの名前 | カイト |
水族館の名前 | マクセル アクアパーク品川 |
住所 | 東京都港区高輪4丁目10−30 品川プリンスホテル内 |
沖縄美ら海水族館
「チュらうみ」とは沖縄の方言で「清〔きよ〕ら海」という意味。
2005年(平成17年)にアメリカのジョージア水族館が開館されるまでは世界最大の水族館でした。
水族館の1階から2階を貫く「黒潮の海」水槽は、長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500m3で世界でも有数の大きさを誇ります。
この「黒潮の海」水槽には、全長8.6mものジンベエザメやナンヨウマンタをはじめ、サメやエイ、その他黒潮の多種多様な回遊魚たちが泳いでおり、来館者の視界いっぱいに水槽が広がる雄大な光景を見せています。
2015年、日本初となるナンヨウマンタの黒化個体・通称「ブラックマンタ」の展示を開始しました。
世界的にも非常に珍しいものです。
通常、ナンヨウマンタは背中が黒くお腹が白色をしていますが、その中に1匹だけお腹も真っ黒な通称「ブラックマンタ」が泳いでいます。
気にしないと「なんか黒いのいるね。」で終わってしまいますが、大変珍しいものなのでぜひ観察してみてくださいね。
美ら海水族館は、世界で唯一ナンヨウマンタの繁殖に成功している施設としても知られており、ブラックマンタも今後繁殖につなげていきたいそうです。
ちょこっとバットマンみたい、とか、ダースベイダーにしか見えないという様々な感想があります。
水族館の名前 | 沖縄美ら海水族館 |
住所 | 沖縄県国頭郡本部町石川424 |