タコに似てる!?タコクラゲの生態
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タコに似た外見からその名がつけられ、体内に褐虫藻が共生する為に褐色になっています。
褐虫藻はクラゲの体内で光合成を行い、その産物の一部をクラゲが利用します。
傘に触手はありませんが、傘の下には八本の口腕がある。その口腕の先から、細長い棒状の付属器が伸びるのが特徴の一つで、これが形の上でタコの足に当たります。
日本近海では関東以南の温暖な海域に生息し、傘径10cm程度になるが、20cmほどの個体もいるようです。
夏から秋に、静かな湾内で見ることが多いです。
ここでは、日本各地のタコクラゲが見られる水族館をご紹介します。
鶴岡市立加茂水族館(東北)
クラゲの美しさに魅せられて、進化を続ける加茂水族館。
常時60種以上ものクラゲを展示し、その生態や魅力を伝えます。
展示室中ほどの「クラゲ解説コーナー」では、様々な成長段階のクラゲを観察。また、クラゲの餌やその食べ方についての解説も行っています。
水族館の名前 | 鶴岡市立加茂水族館 |
住所 | 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1 |
仙台うみの杜水族館(東北)
「仙台うみの杜水族館」は、水環境をはじめとする自然の再生を見つめ、力強く未来へ向かう東北を示すことにより、
訪れる人々に勇気や活力を感じていただける水族館を目指し、「復興を象徴する水族館」として地域の方々ととともに歩んでいる水族館。
仙台うみの杜水族館のクラゲゾーンは照明が暗くなっていて、クラゲが幻想的に照らし出されています。
また、壁にもクラゲの映像が映し出されています。他のエリアとは異なる雰囲気が漂い、癒しの空間が広がっています。
水族館の名前 | 仙台うみの杜水族館 |
住所 | 宮城県仙台市宮城野区中野4丁目6番地 |
しながわ水族館(関東)
「しながわ水族館」の人気スポットの一つである「クラゲたちの世界」。
形の違う4種類の水槽に、約200匹以上のクラゲたちが悠々と泳いでいます。
「クラゲたちの世界」ではコーナー全体の照度を下げ、LED調光装置を用いた演出を行なっており、クラゲたちの魅力を最大限に引き立ててくれる、幻想的な空間です♪
「クラゲたちの世界」には、クラゲと記念写真が撮れる「フォトスタジオ水槽」が用意されています。
なるべく水槽に近づいて、フラッシュを使わずに撮影するのが上手に撮るコツだそうですよ!
また、円柱型の水槽はクラゲたちの泳ぐ姿を上から眺めることができる、珍しいタイプの水槽になっています。
ぷかぷかと浮いている姿は、上から見るとより可愛らしい!
水族館の名前 | しながわ水族館 |
住所 | 東京都品川区勝島3-2-1 |
なぎさ水族館(中国)
水族館プロデューサーの中村元がプロデュースした日本一小さな水族館。
ユニークな手作り解説と人を気にせずのんびり過ごせるアットホームな雰囲気。
人気スポットは、日本最大級の広さを誇る屋内のタッチングプールです。ここでは海の生き物にじかに触れることができます。
水族館の名前 | なぎさ水族館 |
住所 | 山口県大島郡周防大島町大字伊保田2211−1 |
九十九島水族館「海きらら」(九州)
西日本最大級のクラゲ展示コーナー「クラゲシンフォニードーム」があり、100種類を超えクラゲを随時入れ替えて展示しています。
暗闇の中に光や音楽、映像で演出された幻想的なクラゲの世界はとってもロマンチック!
まるで別世界にいるような癒しの空間が広がります。
タコクラゲの飼育は、あまり成長しなかったり、数多く繁殖させることができず、安定した展示が困難だったようですが、こちらの水族館では、2017年に繁殖に成功しました。
水族館の名前 | 九十九島水族館「海きらら」 |
住所 | 長崎県佐世保市鹿子前町1008番地 |